ロープレの必要性

どうも、ならけんみんです。一応、接客業になります。

 

説明をすることの難しさ

人に説明をすることってふとしたときにあります。あるときは接客業で商品の説明をするとき、またあるときは会社で上司や同僚に分かりやすいプレゼンをするときなどがあります。それが得意だという人もいれば、苦手だという人もいてます。僕もあまり得意ではありません笑

 

頭の中では理解していても、言葉にして相手に伝えるとなった時にどうしてもスムーズに言葉が出て来なかったりします。あるいは流暢に喋れているけれど、自分でも何を言ってるか分からなくなって支離滅裂な状態になることもあります。どちらも分かってはいるんですが、説明としては成り立っていないんですね。

 

「わかる」と「できる」はまったく別。

理解していても自分が言葉や動きで相手に伝えられるかというのはまた別です。理解したままに伝えても、それが相手に分かりやすい言葉で喋れているのかどうかは定かではありません。また喋っている言葉が合っていても、喋るスピードやトーンなどが相手に聞きやすくなければそれもまた伝わりにくいですね。

 

つまり頭では「わかる」けれど、それを「できる」かどうかはまったく別なのです。よく理解しているから大丈夫と思って、いざ人前に立ったら失敗することは、その「できる」レベルに達していないからです。

 

ロープレ

そこで必要なのがロープレです。ロープレとは「ロールプレイング」の略で、役割を演じることです。疑似的に本番を想定して演技練習をするのがロープレです。ドラクエやFFなどのゲームのジャンルをロールプレイングゲーム(RPG)と言いますね。あれも主人公になりきって進めていくゲームだからそう呼ばれているのです。

 

速い話がただの練習です。試合に見立てて練習するのと同じことです。でもこのロープレという名の練習がとても大事なのです。

 

自分のダメなところがわかる。

やっていくと詰まってしまったり、適切な言葉が出て来なくなることがあります。これはまだ「わかる」レベルで「できる」レベルになっていない証拠です。これに気付くか、気付かずに本番に行ってしまうかで全然違います。

 

だれかとロープレ

身近にいる人をつかまえて、交渉相手やお客さんになりきってもらいましょう。そしてこちらも接客の本番だと思って真剣に取り組みます。事前に、ロープレの最中に詰まったりした場合は止めてもらうように相手に伝えましょう。そしてその場ですぐに修正することが大切です。

 

ひとりでロープレ

どうしてもその場に人がいなかったり、忙しくなって声をかけれないのなら一人でやりましょう。その場合も出来るだけ目の前に相手がいるんだと思い込んで、なんなら人形でも置いてやってみましょう。本番を想定してなりきることが大事です。

 

ロープレの撮影・録音

ロープレしているときの自分を動画撮影したり、音声を録音するのもとても良いです。終わってから自分がどのように振舞えてるかを客観的に見ると、思わぬところに気が付いたりします。そしてそれをまた修正していくことで完成度が上がっていきます。最初は自分の動画や声を確認するのが照れくさかったり恥ずかしかったりしますけど、すぐに慣れます。慣れたら自分の良いところ、ダメなところを冷静に見れるようになります。

 

やればやるだけ強くなる

ロープレはやってみればわかります。自分の技術向上のためにほぼ必須と言ってもよいでしょう。たしかにやらずに出来る人もいてますし、それはそれでしなくても良いと思います。ですがロープレなしで出来る器用な人よりも、不器用でもロープレを積み重ねてきた人のほうが最終的に成果を出します。何事も積み重ねが大事なのです。